おしゃれでかわいい!フランス映画の名作ランキングトップ15!

フランス映画

芸術的でおしゃれ。どこか哲学の香りがするというのが、フランス映画の特徴。シネマの技術を開発したリュミエール兄弟を生んだフランスは、今も昔もシネマの似合う国として君臨している。フランスを舞台にして作られた映画の多くは、風景の美しさはもちろん、登場人物もどこかアメリカ映画とは違う独特のスタイリッシュさをもっている。1946年から開催されたカンヌ国際映画祭で評価される映画も、文学的で芸術性の高いものも多く発見し、一目置いた存在である。そんなフランスが生んだ映画から、これぞ名作というものを新旧織り交ぜてランキング形式で15作品ご紹介しよう。

15位:地下鉄のザジ

地下鉄のザジ

2001年に世界的な大ヒット映画となった『アメリ』。そのアメリがまるで子供に戻ったかのような作品が、『地下鉄のザジ』だ。1960年代に制作されたこの映画は、フランスを代表する詩人・小説家であるレーモン・クノーの小説をベースとしている。監督を努めたのは、ヌーヴェルヴァーグの巨匠として知られるルイ・マル。そのルイ・マルがドタバタな喜劇に挑戦した作品だ。

母と一緒に憧れのパリに来た10才の少女ザジ。恋人と一緒に過ごしたい母は、ザジを親戚のおじさんガブリエルの元に預けてしまう。せっかくパリまで来たのに、じっとしてなんていられない。ザジは、おじさんの家を抜け出し、一人でパリの街へ繰りだすことにした。乗ってみたかった地下鉄は、運悪くストライキ。でもザジにはがっかりなんてしている時間はないのです。おかっぱ頭で、元気いっぱいのザジ。彼女の冒険が始まる。

まるでガイドブックのように、パリの有名な観光名所が次々とスクリーンに現れるこの作品。300人もの候補者がいる中から、見事に主役を勝ち取ったカトリーヌ・ドモンジョのはつらつとした笑顔がとてもキュート。オレンジのトップにグレーのプリーツスカートというザジのファッションも、今ならレトロガーリーが好きな人にはオススメだ。映画を見ているあなたも、きっとザジと一緒にパリの町を冒険しているような気分を味わえることだろう。

14位:ドーベルマン

ドーベルマン

1997年制作の映画でカルト的に人気があるのがこちらの映画『ドーベルマン』。日本のアニメに強く影響をうけたという、オランダの映画監督ヤン・クーネンが描いたフレンチ・アクション映画だ。

パリで発生する連続強盗事件。すでに誰が犯人なのかは目星はついている。クリスティーニ警視は、ドーベルマン率いる残忍な銀行強盗集団をずっと置い続けているのだ。警察側は銀行強盗の一味の一人オリバーの身柄を拘束し、協力をしないと赤ん坊を殺すと脅す。選択の余地が無いオリバーは、仕方なく警察に従い銀行強盗の一味がパーティをしているディスコへでかける。果たして、クリスティーニ率いるパリ警察は、ドーベルマンとその仲間を逮捕できるのだろうか?

主人公ドーベルマンには、ヴァンサン・カッセル。ドーベルマンのガールフレンドのナタリーとして出演しているのが、『マレーナ』『アレックス』『007スペクター』などに出演しているモニカ・ベルッチ。ベテラン警視クリスティーニを演じるのは、フランスの巨匠エリック・ロメールや、ジャン=ジャック・アノーなどの映画に出演し、近年ではハリウッド映画にも出演多数の俳優チェッキー・カリョ。

脇を固める俳優陣も、フランスでは人気の役者ばかり。聖書の中に手榴弾を隠す司祭が登場するなど、どんな人物が現れるかわからないため、目が離せない。トランスセクシャルのファッションも楽しめるし、耳が聞こえないナタリー役を演じているモニカが元モデルというだけあり、とてもセクシーだ。

お洒落で可愛いとは、少し離れてしまってはいるものの、フランスらしいスタイリッシュさをもったクライム・アクション映画。ファッショナブルなことにはかわりない。