阿部寛が出演したドラマの視聴率ランキングトップ5!

阿部寛とは

シリアスな役からコミカルな役まで幅広く演じることの出来る実力派俳優・阿部寛。

数多くの作品に出演する超人気俳優でありながらも気さくな性格で、好感度も抜群である。
その証拠に毎年行われている「テレビタレントイメージ調査」では明石家さんま、イチロー、福山雅治などの名立たる有名人を抑えて人気ランキング1位に輝いている。
しかも、3年連続で1位をキープしている。

そんな国民的俳優である阿部寛だが、実はかなりの苦労人でもある。

メンズ雑誌のカリスマモデルとして活躍しているときに購入した不動産投資用のマンションがバブル崩壊とともに価値が下落し、数億円もの借金を抱えることになってしまったのだ。
また、モデルから俳優に転向したものの仕事に恵まれず、なんと当時はパチンコで生計を立てていたのだとか。

しかし、そんな不遇の時代を乗り越え、脇役として一定の地位を確立したのちに主演俳優として大ブレイクした。

そんな阿部寛の魅力と言えば、やはり演技の幅の広さであると思う。
二枚目のカッコイイ役からクセのある三枚目の役まで、どんな役を与えられても自分のものにしてしまうからさすがである。

個人的には映画「テルマエ・ロマエ」で演じた古代ローマ人・ルシウス役が大好きである。
きっとあの役は阿部寛でなければ成立しなかったであろうと思うし、あそこまでヒットすることもなかったと思う。
それくらいハマり役だった。

さて、そんな阿部寛は2015年に放送されたドラマ「下町ロケット」が高視聴率を記録したことが記憶に新しい。

ドラマ全体の視聴率が低迷している中で20%超えを3回記録するなど輝かしい成績を残した。
これを機に阿部寛の過去の出演作品に興味を持った方も多いのではないだろうか?

そこで今回は、阿部寛がこれまでに出演したドラマの視聴率をランキング形式で5つ紹介しよう。

第5位:「TRICK」15.6%

「TRICK」は2000年~2014年にかけてテレビ朝日系で放送された仲間由紀恵・阿部寛W主演の人気ドラマシリーズである。

自称天才マジシャン・山田奈緒子(仲間由紀恵)と自称天才物理学者・上田次郎(阿部寛)が、さまざまな事件に隠されたトリックを解決していくというストーリー。

2000年7月期にシリーズ第1作となる連続ドラマがスタートし、現在までに連続ドラマ3作、スペシャルドラマ3作が放送され、映画も4作公開された。
ちなみに、2014年に公開された映画「トリック劇場版 ラストステージ」とスペシャルドラマ「TRICK 新作スペシャル3」をもってシリーズは完結している。

そんな「TRICK」シリーズは1作目「TRICK」(2000年)と2作目「TRICK2」(2002年)が深夜枠(23:15~0:10)での放送となっていたため、視聴率はそれぞれ平均7.9%、平均10.6%とそれほど高い数字ではなかった。

しかし、シリーズ3作目となる「TRICK -Troisième partie-」(2003年)は“木曜21時”枠で放送され、平均視聴率15.6%という高視聴率を獲得した。
また、スペシャルドラマも1作目(2005年)が平均視聴率24.7%、2作目(2010年)が平均視聴率17.4%、3作目(2014年)が平均視聴率15.1%と、いずれも高視聴率となっている。

知っている方も多いと思うが、この作品は単純にトリックを解き明かすミステリーではなくコメディ色の強いドラマである。
阿部寛が自身のモデル時代の写真を自虐ネタとして使用するなど、小ネタもふんだんに盛り込まれている。

また、主演の2人の掛け合いがとても魅力的な作品でもあった。

絶妙な間とテンポで繰り広げられる山田(仲間由紀恵)と上田(阿部寛)の掛け合いは実に見事である。
「よくぞこの2人を主演に起用した!」と言いたくなるくらい素晴らしいコンビネーションだった。

そして、この作品は阿部寛の再ブレイクのきっかけとなった作品でもある。
枠役としてさまざまな作品に出演していたもののまだ一般的には認知度の低かった阿部寛が、このドラマへの出演を機に主演俳優へと成長していった。

また、阿部寛だけでなく、仲間由紀恵もこのドラマへの出演を機に主演女優として活躍するようになった。

そのため、お互いの結婚の際に祝福コメントとして「TRICK」の決めセリフを使うなど、阿部寛にとっても仲間由紀恵によっても思い入れの強い作品となっている。