実は怖い意味がひそんでいる童謡トップ5!

童謡とは

童謡、あるいはわらべ唄は子供が歌うことを主な目的として作られたものだ。

どこか郷愁を思わせるメロディーが童謡の特徴の一つだと言えるが、明るい歌ばかりでなく子供向けにしてはやや暗く怖い雰囲気を持つ童謡が少なくない。

「こいのぼり」や「ひなまつり」などの季節や行事をテーマにした歌だけでなく、解釈に困るような意味の歌詞を持つ童謡が多数存在しており、明確な作者が不明な場合や地域によって歌詞が異なる場合がある。

歌詞の正確な意味を作った本人に聞いてみればよいと思われるかもしれないが、民間伝承されているわらべ唄の類はそのほとんどが作者不明だ。

小さな子供たちが遊びに取り入れている歌なのに暗かったり怖い雰囲気があったりする歌には、一体どんな背景がひそんでいるのだろうか。

子供たちが今、道端で口ずさんでいる童謡にも実は怖い意味があるかもしれない。

理由は明確でなくても、怖い意味がひそんでいると解釈できる童謡をランキングした。

ランキングした童謡の解釈はあくまでも一説である。

 

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5位:ちょうちょう

(歌詞)

ちょうちょう ちょうちょう

菜の葉にとまれ

菜の葉に飽いたら桜にとまれ

桜の花の 花から花へ

とまれよ あそべ

あそべよ とまれ

 

作詞は野村秋足、原曲はスペイン民謡だがドイツ民謡とする説もある。

野村秋足は江戸後期から明治時代にかけて活動した国学者である。

ちょうちょうは蝶が花から花へ移動して蜜を吸うためにさまよう様子を描いた歌であり、春を思わせるのどかなメロディーが現代でも廃れることなく愛されている。

子供が歌う際になんら問題がない曲であるように思えるが、実はこの歌には蝶を遊郭で働く女性「遊女」にたとえて、浮気癖がなおらない夫への愚痴をこめて母親がわが子に向けて歌ったという説がある。

男性から男性へと移ろう遊女の姿は華やかな蝶のように見えるし、男性を接待する職業の女性を現代でも「夜の蝶」と表現することがあることから、遊女を蝶にたとえたとしてもなんら不思議はない。

自分の子供に向かって皮肉たっぷりに歌っていたと考えると、浮気癖のある夫と半分は血のつながりのある子供に対する愛憎が感じられ、どこか恐ろしいような気持ちがする歌になる。

4位:はないちもんめ

(歌詞)

勝ってうれしいはないちもんめ 負けてくやしいはないちもんめ

となりのおばさんちょっと来ておくれ 鬼が怖くて行かれない

(中略)

あの子が欲しい あの子じゃわからん

その子が欲しい その子じゃわからん

相談しよう そうしよう

 

地域によって異なるが、はないちもんめには大体このような歌詞が出てくる。

二つのグループにわかれて数人で手をつないで向かい合い、歌いながら歩いた後じゃんけんをして人をとりあうゲームだ。

はないちもんめとは「花一匁」のことで、匁は軽いものをはかる重さの単位で一匁は約3.75gである。

唐突に鬼が出てくることがまず怖いが、この鬼が実はキーマンである。

となりのおばさんが怖がっている鬼は人買いで、隣の家の子供を買いにきているという説がある。

子供を安く買うことができてうれしい人買い側と、大切な子供を安く買いたたかれてしまいくやしい親の心情が入り混じっている歌だというのだ。

貧しい村では、よそで働き手となって金銭を得るために身売りが行われた。

幾人も子供を抱えているのに仕事がなく生活ができないような場合には、当時の日本では盛んに口減らしが行われている。

ドラマの「おしん」などを見れば当時の状況の一端がうかがえるだろう。

歌詞に出てくる花が子供にたとえられているのだとしたら、一匁という単位が急に陰惨なものに見えてくる。