全部見た?三谷幸喜のおすすめ映画作品ランキング7選!

三谷幸喜とは

2016年は真田yearだったと言われる。三谷幸喜脚本のNHK大河ドラマ『真田丸』に端を発し、映画や舞台など真田幸村に注目が集まった。NHK大河『真田丸』も波はありながらも平均16%と、安定の視聴率を稼ぎだした。

しかし、一方で、あまりにオリジナルな現代の香り漂うセリフ回しなどに違和感を覚える視聴者もいたそう。私の場合も途中まで嬉々として視聴していたのだが、途中、あまりに飛んでいる内容についていけず、リタイアしてしまった(で、やっぱり気になって総集編をオール視聴)。

そんな三谷幸喜は映画も7本ほど撮っている。2016年、なんだかんだと話題だった人気の三谷幸喜の映画作品興行収入ランキングをお届けする。

7位:三谷幸喜監督映画『ラヂオの時間』興行収入=4億円

1997年、三谷幸喜の初監督作品。劇団東京サンシャインボーイズで自分が書いた脚本をもとに映画化したもの。『振り返れば奴がいる』の脚本を喜劇→シリアスへと勝手に書き換えられたことがあるという苦い経験をもとにしているそう。ラジオドラマの生放送中のスタジオ内で起こる悲喜こもごもを描き、テンションの高い俳優陣の演技が見もの。

7位にランキングさせたのは、その興行収入の低さから。たったの4億円しか回収できなかったのだ。売れっ子の三谷が4億円しか稼げない映画を作っていたという事実にはちょっと驚いた。しかし、興行収入=作品の面白さではない。本作は、天才三谷が放つ一発目の映画とあって、実に見どころ満載なのだ。ドタバタコメディの秀作!思いっきり笑える作品。

6位:三谷幸喜監督映画『みんなのいえ』興行収入=12.5億円

2001年の作品。前作の『ラヂオの時間』は興行収入こそ4億だったが、内容はかなり好評で、次作が期待されていた三谷幸喜。『みんなのいえ』は、そんなファンの期待を裏切らない素晴らしいコメディに仕上がっている。

物語は、仲の良い夫婦(演:ココリコ田中とアナウンサーの八木亜希子)が家を建てるという人生の一大事業を計画したところから始まる。二人が依頼したのは、同級生で新進気鋭のデザイナー柳沢(演:唐沢寿明)と昔気質の大工の棟梁である父(田中邦衛)だ。

新旧の考え方の違いの対立を面白おかしく仕立てる。また、実際に一軒の家を建てるという大掛かりなセットも見もの。役者の使い方も、三谷らしくよく練られており、ハマっている。特に主役の田中と唐沢は、素晴らしい演技だ。劇中に悪者は一人も登場しない。三谷幸喜らしい安心して観られるコメディ。

5位:三谷幸喜監督映画『ギャラクシー街道』興行収入=13.2億円

2017年1月現在では、この作品が最新作ということになっている。NHKの大河『真田丸』の放映が始まる前に公開され、一応、興行収入は13億を突破しているが、映画レビューを覗くと、酷評の嵐!

一応、設定を説明しておく。世界観としては、SF×ロマンチックコメディ。SFというのは、いわゆる宇宙人たちが主役ということで、ロマンチックコメディというのは、まあ、下ネタのオンパレードということで…。

三谷組が出演しているので、出演者はスゴイんだけど、私としてはイマイチ…。まず、全編を通して感じるのが、ダウンタウン的な笑い。実にシュールなのだ。ダウンタウンの笑いが苦手な方にはおすすめできない。逆に、そういう笑いが大好物という方には、超絶最高なくだらなさに捧腹絶倒間違いなし!おすすめだ。

4位:三谷幸喜監督映画『清須会議』興行収入=29.6億円

2013年の作品。第37回日本アカデミー賞 優秀監督賞・優秀脚本賞を受賞している。題名から想像できるとおり、歴史もの!NHKの大河『真田丸』を観て三谷ワールドにハマった方には、自信を持っておすすめできる映画。ただし、『真田丸』と違い、物語が「清須会議」という狭い空間・時間で展開されるということ。このあたりは、映画初監督作品『ラヂオの時間』に通じるものがあるか。

登場人物は、大泉洋=秀吉、小日向文世=丹羽長秀、寺島進=黒田官兵衛、鈴木京香=お市の方など、『真田丸』と重なるところがあって面白い。本能寺の変後に、誰が後継者となるのかを決める清須会議での武人たちの駆け引きをコミカルに描く手腕は見事。歴史が苦手な人でも、大笑いしながら鑑賞できるので、おすすめ!