この世に存在するとは信じがたい!奇抜な植物10選!

6位:オールヌード男性の蘭 ‐オルキス・イタリカ

正式名、” オルキス・イタリカ “は、ラテン語で ” イタリアの蘭 ” という意味を持つ。そして、さらに ” 全裸男性の蘭 ” という異名を持ち、もう少し控えめに表現したところで、” 吊るされた男の欄 ” などとも呼ばれているそうだ。

この蘭は数いる蘭の愛好家や収集家にとって大変人気がある。何故かと言えば、その花びらによる特徴的な外観が、まるで男性のオールヌード姿のように見えるからだ。

数ある蘭の種類の中でも、このオルキス・イタリカは、40種類ほどのバラエティに富んでいる。そのため、サイズから色違いまで、あらゆる種類の全裸の男性(の蘭)をチョイスすることができる。

しかしそのあまりの人気と蘭のもつ特性である育て方の難しさから、現在は存続が危ぶまれている。

これを踏まえたうえで、貴重な蘭を手に入れることに固執した結果、同種の蘭にさらなる危機を与える可能性も考えられる。その事をコレクターは充分理解する必要があるだろう。

5位: 動物の死臭を解き放つ死骸臭花 ‐ ラフレシア・アルノルディイ

正式名 ” ラフレシア・アルノルディイ ” と呼ばれるこのバラ類に所属する花は別名、” 腐った肉のような悪臭をただよわせる花” としても知られている。この花は世界一大きな花としても有名であり、同時に強烈な悪臭を放つ事でも有名である。

この植物には葉もなければ、根も無い、ホストとなる他の植物に寄生して生息している。 

花はホストとなる木の樹皮を通して開花し、満開時の大きさは数メートルにわたる。花弁は、まだら模様のピンク色および茶色をしており、まるで腐った肉のような見栄えおよび悪臭を放つ。この悪臭でハエを誘うのだが、ここに紛れ込んだハエは同時に花粉を集める事になる。

ラフレシア・アルノルディイの花は、かつて産後の母親の回復のため薬用として利用されていた事があるそうだ。

ちょっぴりいたずら心を持ちたいのであれば、産後の母親へのお見舞いとしてこの、”腐った肉のような悪臭をただよわせる花” を持参すれば、決して他とは被らないユニークな出産祝いとなるかもしれない。

4位:まさに猛獣の口!- ヒドノラアフリカーナ

自分で家庭菜園をした事がある人ならば、種によってはその栽培に、大変手間がかかることを実感した人も多いだろう。しかしこのヒドノラアフリカーナに関しては手間は無用である。

この植物は他の植物の根から勝手に寄生して育つ。そしてほとんど地下で勝手に育成し、その花だけが開花時期のタイミングにあわせて土壌からつぼみをちょこんと出すのだ。

つぼみは、まるでごつごつとした電球のようなイメージをもたらすが、いったん開花が始まると今度は、怪獣の開いた口のような、なんともグロテスクな花となる。

つぼみは徐々に開花していくが、最終的にはカブトムシがそのまま飲み込まれてしまう程度まで花開く。そして糸のような繊維を中で生成し、カブトムシが逃げられないようにしてしまうのだ!

花の中に閉じ込められたカブトムシは、花粉にまみれた状態となり、数日後にようやく開放される。いわばカブトムシを利用した受精のための役割を果たす花だ。

それを考えると、たとえ栽培に手間がかからないとはいえ、自分で栽培するにはいささか抵抗を感じるのは筆者だけだろうか?