流産を経験した芸能人
”妊娠”というのは、とても喜ばしく幸せなことである。特に妊娠を心待ちにしていた人にとっては、新しい命を授かったと分かった瞬間の喜びはひとしおだ。
しかし、喜んでばかりいられないのも現実。
妊娠期間中に誰もが思うことは、赤ちゃんが元気に育ってくれるだろうか?ということ。喜びよりも不安の方が大きいのである。
特に妊娠初期は”流産”の危険と隣り合わせだ。
流産とは妊娠22週に満たない段階で何らかの原因で妊娠の継続が困難になり、お腹の中にいる赤ちゃんが育たなくなってしまうこと。
残念ながら全妊娠の約10~15%という高い確率で流産は起きてしまうのである。そして、40歳以上に限定すると約25~30%と更にその確率は高くなる。
流産は決して珍しいことではない。
そのため、流産のリスクが少なくなる安定期まで妊娠を周囲に打ち明けない人も多い。
特に芸能人の場合はほとんどが安定期に入ってからの妊娠報告であり、たとえ流産していたとしてもわざわざ公表する人は少ない。
けれど、最近はブログやエッセイなどで流産を公表する芸能人も増えている。話題作りと言われることもあるが、”ツラいのは私だけではない”と励まされる人も多いと思う。
そこで今回は流産を経験している芸能人をランキング形式で5人紹介していく。
流産は決して珍しいことではない。芸能人だって同じようにツラい経験をしているのだ。
5位:梨花

まず初めにご紹介するのは、人気モデルでタレントとしても活躍する梨花。
アパレルブランドをいくつも手掛けており、最近は実業家としての活躍が目立つ。
そんな梨花は2010年1月に建築関係の会社に勤める6歳年下の一般人男性と結婚。2011年11月に第一子となる男の子を出産している。
一見、順風満帆に見えるが、実は第一子を妊娠する前に3度の流産を経験していたことをオフィシャルブログで公表した。
なんでも、自然に妊娠はするけれど流産を繰り返してしまう”不育症”だと診断されたのだとか。”習慣性流産”とも言われている。
実は流産の原因の多くは受精卵の染色体異常なので、予防することはほぼ不可能である。
けれど、そう説明を受けても多くの妊婦は自分を責めてしまう。「何がいけなかったのか?」と悩んでしまうものなのだ。
それは芸能人である梨花も同じだったようで、あまりのツラさに顔面神経痛になってしまった時もあったようだ。また、当時は他人を羨んでばかりだったと素直な気持ちを吐露している。
しかし、そんな中でも”希望を捨てず、周りと比べず”をモットーに体質改善などに励み、無事に赤ちゃんを出産している。