マジギレした芸能人
怒ったりすることが、あなたは好きだろうか。
怒られること、あなたは望んでいるだろうか。
そんなことは、ほとんどの人にとって「ない」と言えるだろう。
誰だって、ネガティブな感情は抱えたくない。
嫌なこと、どうしようもないことは、できる限り避けて通りたい。
それが、人間としての真っ当な感情である。
だが時として、周囲の状況は自分をイラつかせる。
怒りたくないのに、怒らせようとしてくる。
それが意図的であろうとなかろうと、腹立たしくなる。
そんな時、たまりにたまったストレスが爆発して、人はマジギレしてしまうのだ。
いつもニコニコ、おどけてみせたり明るく振る舞っている芸能人たちも、これは同じだ。
人間なのだから、いつでも微笑んでいられるわけがない。
だから、時々その怒りが、爆発してしまう。
問題行動を起こしてしまう。
そうすると、こぞってマスコミたちが寄ってくる。
「あいつがとんでもないことしたぞ」「○○、ブチギレ!」と書き立てる。
これを読んだ人は、よほど特別な事情がない限り「大人げのない人物」とその人に対しマイナスの評価を抱くだろう。
その人が置かれた状況など、理解しようとすらしないのに。
芸能人だって、人間である。
このことを、決して忘れないようにしたい。
人間だから、時としてマジギレしてしまうのだ。
完璧な行動なんて、誰にもできないのだ。
というわけで今回は、過去に起こった芸能人のマジギレエピソードを5つ紹介していく。
彼らが大人げないとみるか、その事情をくみ取り同情するかは、あなた次第。
5位:島田紳助、マジギレエピソード!

芸能人のマジギレエピソードランキング、まず一番最初に紹介するのは、島田紳助に関するエピソードだ。
彼がかつて司会を務めていた人気生放送特番『オールスター感謝祭』でのできごと。
それまで騒いでいたお笑いコンビの東京03が、CM明けの瞬間、まるで何か悪いことがあったかのようにとてつもない落ち込みを見せていた。
これに関して後日、ベテランお笑い芸人のオール巨人が話したところによれば、「東京03のマナーがなっていないため、紳助が注意をした」らしい。
だが別の関係者によれば、突如紳助が狂ったように彼らの胸倉をつかみ「潰すぞ!」と意味不明のマジギレ。
当の東京03本人たちも、何がなんだか分からなかった様子であったという。
当時の世論は、東京03側に何かしらの非礼があり、それに紳助がマジギレしたという風に解釈され、概ね紳助に同情的であった。
だが、紳助と暴力団のつながりが明らかになった現在においては、この事件についてもまた異なる形で解釈されるのではないだろうか。