映画好き認定!邦画でおすすめの恋愛映画ランキングトップ20!

12位:『百瀬、こっちを向いて。』(2014年)

百瀬こっちを向いて

高校生の相原ノボルは先輩の宮崎瞬から、となりのクラスの百瀬陽と、ニセの恋人同士になって欲しいと頼まれる。

宮崎は校内で人気者の神林徹子という恋人がいるにも関わらず、百瀬とも付き合っていたのだ。4人の恋の行方はどうなっていくのか?

百瀬役の早見あかりのもつ透明感が思春期の初々しい恋をうまく表しているし、相原ノボル役の竹内太郎は、ドジで心優しい高校生役を好演している。

大人になったノボル役の向井理も、ピッタリの配役である。思春期の甘酸っぱい思い出に、ひたってみたくなる映画である。

11位:『君の名は』(2016年)

君の名は

岐阜の山奥に住む女子高生の三葉(ミツハ)と、東京で暮らす男子高校生の瀧(タキ)は、夢の中でお互いの心と体が、何度も入れ替わるという不思議な体験をしていた。
だが、ある日突然入れ替わりが途切れる。タキはミツハとの特別な絆を感じて、ミツハに会いに行こうと決心する

「君の名は」は2016年の観客動員数1位を獲得したロングランのアニメ映画で、新海誠が原作、脚本、監督を務めている。男女が入れ替わるという奇跡と、時空を超えたロマンスを描きながら、震災へのオマージュも込められている。世代を超えて感動を与えてくれる作品である。

10位:『僕等がいた 前・後篇』(2012年)

大人気の少女漫画の映画化作品。高校で出会った七美と元春の恋物語。

寝る前に一巻だけと思って読み始めたのに、先が気になって止まらなくなった経験はないだろうか。これは皆がそうなる可能性が高い。

「感情移入」ができなさそうだと思うかもしれないが、高校生、少女漫画、というのはこの作品のほんの小さな一面でしかない。

漫画を原作としている映画は当たり外れがあり、本作も配役は正直ぴったりではないし、原作の良さが出ていないとも言える。それでも、七美の心の動きや元春の心の闇に一喜一憂し、二人の微妙な距離感、思い通りに進まないもどかしさに甘酸っぱい切なさを覚えることと思う。

感動大作とは言えないまでも、観て損はない一作である。