映画好き認定!邦画でおすすめの恋愛映画ランキングトップ20!

6位:『今度は愛妻家』(2010年)

監督は行定勲。豊川悦司と薬師丸ひろ子が夫婦役を演じた作品。

夫婦は恋愛ではない?いや、夫婦は永遠を誓った恋愛である。

結婚すると、相手がいることが当たり前になる。そこら中でよく聞く話である。考えなしに言葉をぶつけ、簡単に約束を破り、感謝を忘れる。これはいなくなってしまってから後悔と反省から抜け出せない夫を描いた作品である。・・・泣けた。

永遠を誓うというのは、「何をされても我慢して一緒にいる」ことを誓うのではない。「永遠に大切にする」ことを誓うのである。今大切な人がそばにいてくれること、明日が来ることは当たり前でないと再確認させられる作品であった。

当然、思い当たる節が筆者にもあり反省しきり。恥ずかしがっている場合ではない。素直に「ありがとう」を言える人間にならなくては。伝えられない日が来るかもしれない。日々起こる全ては奇跡なのである。

5位:『おと・な・り』(2009年)

ふたりは30歳。カメラマンとして忙しく働く聡とフラワーデザイナーを目指してフランス留学を間近に控えた七緒は、同じ古いアパートのお隣同士。壁越しに伝わってくる互いの生活音が心に安らぎをもたらしていたが、ニアミスを繰り返しながらなかなか顔を合わす機会がない。

観終わった感想は「なんだこれぇーーーー」であった。恋愛映画なのか?いや、しかし恋愛映画である。ずっとすれ違い、告白なし、ラブシーンなしであるのに、しっかりと観ている方をやきもきさせ、興奮させるのである。

絶妙なニアミス感はフランス映画の『アメリ』を思わせる。こういう邦画の恋愛映画が出ていることをうれしく感じる。なんとなく手に取って観てラッキーと感じた作品はひさしぶりであった。

4位:『悪人』(2010年)

本作は恋愛映画に分類するには余分な要素が多い作品ではある。様々なテーマが入り混じって非常に複雑なストーリー、後味も良いとは言えないのだが、やはり恋愛映画とさせてもらった。

主人公の祐一と光代の濃厚なたった数日間の恋が切な過ぎたからである。

自分自身に価値を見出せず、生きているのに生きていないようだった二人が互いの心の中に自分の居場所を見つけた。息を吹き返したように、二人でいる時間が光っていた。

出会い系、セフレ、介護、殺人、復讐・・・恋愛物語としては極めて重い内容である。その中にあったたったひとつの綺麗なものが二人の気持であったように思う。

ずっしりしていてもどんとこいという方には是非観て頂きたい。

主演の妻夫木聡は原作を読んで感動し、読了後すぐに映画化するための権利を取るために奔走したという、出演作の中でも力を入れた作品である。