女性に人気の告白
女性に人気のかっこいいセリフ・告白を紹介する。
一時話題になった芥川龍之介の”文ちゃん”にあてた手紙はご存知だろうか。
遜るような内容の手紙は、「僕は文ちゃんが好きです。それでよければ来て下さい。」と素直な告白の言葉で締めくくられている。
気取った言葉でもなければ格別かっこいい言葉ではない。だがこれに心を射抜かれた女性は多いのではないだろうか。
人間の闇に迫るような内容の小説をいくつも書きながら、それでも恋の目の前、好きな女性の目の前ではあれほど純粋で素直なことを書くことができる。
人は恋をすると詩人になるというが、それは心の底から出た素直で正直な気持ちを告白したらそうなったというものにすぎないのではないだろうか。
さて、好きな人にどんな言葉で思いを伝えようと悩んだとき、芥川のように素朴で詩的な表現が出てくるかといったらそうもいかないのが現状である。
そこで今回は、男性が女性に告白する際、ぜひ参考にしていただきたいかっこいい告白のセリフをご紹介しよう。
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5位:「高望みだってわかってるけど、あなたが好きなんです。こんな俺でもよければ、付き合ってください。」
このセリフは女性の価値を認め、しかもその存在価値が高いということを伝えた上で告白しているところがポイント。承認欲求の強い女性にこそ効果的なセリフだろう。
かっこいいセリフかどうかは微妙だが、素直に遜ることができるのは、人としてにかっこいいといえるのではないだろうか。
付き合うことの心理的なメリットの一つは、「愛されていると実感できること」だろう。それによって承認欲求が満たされる。最初の段階でこそそれでいいが、交際が始まると相手に「自分と同程度かそれ以上の愛情」を求めるようになる。だからこそ男性は、最初の告白とは異なる言葉をかけてあげなくてはならない。
「好き」という一方的で連続性のないようなものではなく、女性を「特別扱い」するようなニュアンスを含む「守りたい」「大切にしたい」「泣かせたくない」などという言葉。これらの表現は恋する気持ちと、その中にある二次的な欲求を感じさせる。
たとえば「守りたい=好き+傷ついてほしくない」「大切にしたい=好き+優しくしてあげたい」「泣かせたくない=好き+悲しむ顔を見たくない(笑っていてほしい)」とそれぞれ分解できる。
「守る」という言葉は女性によっては「何から守るの?」と思われる場合もある。だがそれは付き合っていくうちにそう思うタイプの女性か、守るという言葉に弱いタイプの女性か見極めていけばいいだろう。
4位:「もう、本当のことを言うと最初から惚れてた。付き合ってください。」
「好き」という表現より使用頻度が少ないであろう「惚れる」という表現に、心をくすぐられる女性も多いのではないだろうか。男性にとっては「好き」よりも言いやすい言葉かもしれない。
これは男性が女性に一目惚れをした場合や、出会ってすぐに恋に落ちた場合に使用することができるセリフだ。
恋に落ちるパターンはだいたい二極化している。それは出会って互いのことを知るうちに好きになっていく短期型と、知っていく段階を過ぎても恋にはならなかったが結局友達付き合いをしていく中で小さないいところに気づいて好きになっていく長期型だ。
これは前者のパターン時に使えるセリフだ。長期型のときはわざわざ「○○のときから惚れてた」というのではなく、「○○のときに守ってやりたいと思った」「○○のときに泣かせたくないと思った」など、5位のときに書いた二次的な感情を含むセリフを使用すればまとまりやすく、違和感を感じさせないだろう。
また、「本当のことを言うと」というところもみそだ。男性の感情がむき出しになる瞬間というのは女性の胸に刺さることがある。これについては後述する。