3位:IKUZONE(Dragon Ash)

バンドの中でも独特の存在感を放っていた今は亡きDragon Ashのベーシスト、IKUZONEさんが第3位。
死因に、タトゥーからきた肝不全と偽の情報も出ているが、正しくは急性心不全である。
芸能人のタトゥーは黒一色のタトゥーをよく見かけるが、IKUZONEさんは背中から腕、胸にかけてきれいな朱赤と青色のタトゥーを入れていた。
朱赤の方は恐らく悪魔のようなイメージの翼、青色の方は天使のようなイメージの翼。
IKUZONEさんは外見だけ見れば、世間的には真っ当にも見えず、怖そうだとか言われるのだろう。
しかし、とても世話好きで優しく、人に慕われ、ひょうきんな人だった。
そういったところを知ると、『タトゥーは悪い』『タトゥーを入れている人なんて』という決めつけには疑問を抱かずにはおれない。
『善と悪』『正と誤』など、なんでもかんでも分けられるものではない。
IKUZONEさんのタトゥーは、そういったことを考えずにはいられないのである。
元XJAPANのHIDEさんと親交があったようで、なんとなくHIDEさんと同じ匂いを感じる。
2位:jesse(RIZE)

ごりごりのロックバンドRIZEのボーカル兼ギターを務めるjesseさんが第2位。
とにかくたくさん入っているので全部は分からないのだが、確認できるタトゥーの位置は胸、脇腹、首、耳、腕、手、背中など。
腕にあるのはトライバルに花(桜?)など、手にはクモの巣と文字。
胸には自分の名前『AcFaddin』と『R.I.P.』、『p/g』などの文字。首にも文字が。
脇腹にはロングメッセージ、背中にはトライバルと『天』の文字をひっくり返した“TENSAIBAKA RECORDS”のロゴが入っている。
年々増えているので、しまいには全身が埋まってしまいそうである。
顔立ちや雰囲気にびたっとハマっているので、どの絵柄がかっこいいというのではないが、全体的に似合っているなぁと思うのである。
「自分のようになりたいならタトゥーは入れないでほしい」とjesseさんは言う。
憧れるのはいいが、真似ることに意味はないということだろう。
1位:降谷建志(Dragon Ash)

私の青春を彩ってくれたDragon Ashのボーカル&ギター降谷建志さんが第1位。
降谷さんのタトゥーは腕全体と胸の辺りにある。
歌詞にも出てくる百合の紋章、ナイフ、月と太陽、羽(鳥?)、十字架、文字など色んな絵柄が入っている。
中でも私が気に入っているのは羽(鳥?)のような細かな絵柄である。
私は細かい線画がとても好きで、鳥が好きで、色なしのタトゥーが大好きなのだ。
昔から入っていて、少しずつ増えていってるようなのだが、どれも彼の雰囲気に似合っているので馴染み過ぎていて増えたことにも気付かないくらいだ。
近年はロック色の強い音楽ばかりが続いているが、いいと思えばジャンルにはこだわらないというのがDragon Ashのスタイル。
個人的には『陽はまたのぼりくりかえす』の頃のような音楽をもう一度聴きたい。