コンビ仲が悪いと噂されている芸人コンビ
芸人コンビは数多くいるが、その活動やコンビの仲の良さは様々だ。
今回は仲が悪いと言われているお笑い芸人コンビをランキング形式で紹介していく。
コンビ仲が悪いとしても、仕事さえきちんとこなせば長く活躍する場合もある。逆に仲が良くても売れないケースも多々存在する。コンビにより千差万別だ。
ちなみに今回のランキングに入らない「仲が良い」と言われているコンビはおぎやはぎ、バナナマン、くりぃむしちゅー、さまーずなど。
これらの芸人コンビにはコンビ愛が伝わるエピソードが数多く存在する。
コンビ仲が悪いと噂されていても、続いているグループはなんだかんだで互いへのリスペクトや信頼が根底にはあるのがほとんどだ。
本当に不仲だとWコロンのように解散する。
5位:オリエンタルラジオ

オリラジは実際不仲の時期があったグループだ。
オリラジことオリエンタルラジオは2003年に結成。
吉本のNSC10期生にあたり、同期にはんにゃやフルーツポンチがいる。
2005年にデビューし、武勇伝のリズムネタで一躍人気となる。この当時を振り返り、オリエンタルラジオの二人はともに「天狗だった」と言う。デビューしてすぐ売れてしまったので、色々な待遇の良さを特別だと思わずに当たり前のことだと思っていたという。
2007年8月のラジオ番組でオリラジ二人の口論が発生する。これが不仲説が出るきっかけとなった出来事だ。
実際、この当時の二人は仲が悪くしょっちゅう口論になっていたのだという。
2015年に入り、8.6秒バズーカーのラッスンゴレライ完コピで再び注目を集めたオリエンタルラジオ。
そんなオリラジは一時期の不仲は乗り越えたのではないかと言われている。
4位:フットボールアワー

フットボールアワーは岩尾望と後藤輝基によるコンビ。
1999年にコンビ結成。2003年にM-1グランプリを獲得。
そんなフットボールアワーも不仲が噂されている。
「楽屋では互いに話さない」という。
また、移動のタクシーも別々にしている。これは以前一緒にタクシーで移動していた時に、後藤が料金を払い、岩尾はただ見ているだけで、それに対して後藤が腹を立てたからだという。
最初は顔にインパクトがありキャラが立っている岩尾のほうが注目を浴びた。
しかし、現在ではスマートなツッコミができて司会も堪能な後藤のほうがテレビで観る機会が増えている。
コンビの売れ方に差があると不仲になりやすいと言われる。
こういったことが重なりフットボールアワーは時々不仲を噂される。
しかし実際はフットボールアワーとして2人で出演する機会もまだ多い。
性格的に合わない部分があっても信頼関係は強いようだ。
3位:ウッチャンナンチャン

ウッチャンナンチャンも不仲だった時期があるコンビだ。
1985年結成。マセキ芸能社所属。内村光良と南原清隆の名字をとってウッチャンナンチャンと命名。
コントで人気を博す。
『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』『ウンナンの気分は上々。』『ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャー』などの次々と人気番組を世に送りだす。
そんなウンナンも一時期仲が険悪だったという。一緒に食事をするのも嫌だったという不仲だった二人。
そんな彼らはそれぞれの趣味に没頭し、互いに干渉しなくなる。
内村は俳優業、南原はスポーツや狂言に力を入れる。ともにそれぞれの活動が認められ、現在は内村はゴールデン番組を中心に、南原は昼の帯番組を中心に活動している。
コンビとしての活動は減っている為不仲とも言われる二人だが、互いへの信頼が今もあると言われている。
2位:とんねるず

2015年秋に解散するのでは?という報道が流れたとんねるず。
1980年結成。石橋貴明と木梨憲武によるコンビ。ともに東京の帝京高校出身。
日テレのゼネラルプロデューサーだった井原高忠が貴明のT、憲武のNから着想をえて「とんまとのろま」か「とんねるず」どちらかを選べと二人に決断をせまり、とんねるずとなる。
とんねるずは師匠を持たない独自のスタイルのコントで人気を博す。
80年代後半から90年代にかけて絶大な人気をほこり、数々のレギュラー番組を持っていた。東京ドームでコンサートをした経験もあり、紅白にも出場している。
長者番付が発表されていたころは上位の常連だった。
そんなとんねるずは昔から不仲説がある。特に90年代半ばごろが一番不仲だったのではないかと言われている。
90年代後半から2000年代にかけてそれぞれ別々の番組も増えてきたのが不仲説を助長した一因でもある。
互いに歳をとり丸くなったので、ここ数年は良い関係になってきていると言われている。
35年以上も続いているコンビは仲良し・不仲といった関係を超えた程よい距離感になっていくのだろう。
1位:アンタッチャブル

今やザキヤマとして人気芸人となっている山崎弘也が、柴田英嗣とアンタッチャブルというコンビを組んでいることを知らない人もいるかもしれない。
アンタッチャブルは1994年に結成。人力舎所属。
2004年に『爆笑オンエアバトル』で優勝。同年のM-1グランプリ優勝。順調に活動を続けていた。
しかし2010年に柴田が体調不良と女性問題で約一年間芸能活動を休止。
ここから山崎単独の仕事が続き、ザキヤマとして適当キャラがウケていく。
柴田の復帰以降もコンビでの出演は全くない。
このことから不仲説が広まっている。
しかし、アンタッチャブルは解散していない。
実際は二人で食事に行くこともあるといい、その姿が目撃されている。
山崎がザキヤマとして人気が出てきたので、この勢いを殺さないために事務所が二人を一緒にすることを避けているという説もある。また、アンタッチャブルとしての活動復活を望むファンの声も多いので、ハードルが上がっているという説もある。
いずれにしろコンビとしての復活にはまだ時間がかかるのではないかと言われている。