絵がうまいお笑い芸人
運動が得意、高学歴など本職のお笑い意外にも様々な個性を持つお笑い芸人がいるが、今回は絵がうまいお笑い芸人をご紹介していく。
メイン画像に使用させてもらったのはお笑い界の重鎮、殿である。世界のキタノと言われるほど映画監督としても知られているが、絵の才能もかなりのものでヨーロッパなどで個展も開いている。世間に衝撃を与えたバイク事故による入院中の落書きまでもが「すごすぎる」と取り上げられるほどの腕前。
ランキング作成の基準としては、まず落書きの域を出ていない人はランキングに入れていない。ネット上でも評価の高い人や実績のある人を集めた。一概に絵と言ってもジャンルも様々なので、筆者の好みが反映してしまうことは許して頂きたい。
残念ながらここに入れられなかったお笑い芸人さんでは、エスパー伊東さんの模写のすごさ、オリエンタルラジオのあっちゃんの精神的に病んでいそうな絵の面白さ、そして野性爆弾の川島さんの個性溢れる絵も素晴らしいとお伝えしておこう。
5位:南海キャンディーズ・しずちゃん

5000gという驚きの体重で生まれた南海キャンディーズのしずちゃん、今も女性にしては大きな身体で独特の存在感を放っている女性お笑い芸人のひとりである。
しずちゃんの多才な活躍はもはや芸人活動よりも話題を呼んでいる。映画『フラガール』では日本アカデミー賞で新人女優賞を受賞し、ボクサーとしてオリンピック出場のためトレーニングを続けており、11月にも世界女子ボクシング選手権大会に出場したものの敗退というニュースが出たばかりである。
そんな彼女のもうひとつの才能が「絵」である。「AKIRA」や「ドラゴンボール」などの漫画好きとしても知られており、たまに鉛筆で書いた絵を紹介したりもしている。
画像にあるのは油絵で、外見とは裏腹に女性らしい優しい雰囲気の絵に仕上がっている。彼女は絵本作家として幻冬舎から『すきすきどんどん』という絵本も出版している。表紙とはイメージの違う独特の世界観に評価はさまざまだが、大人の読む絵本としては面白いと思う。