大人気アイドルグループ嵐
1999年に結成された人気男性アイドルグループの嵐。
リーダーの大野智を筆頭に、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤という個性豊かなメンバーで活動している。
さらにグループだけでの活動に留まらず、個人個人がニュースキャスター、俳優など様々なジャンルでマルチに活動しており、数々の賞を受賞したりCDがグループ初のミリオンセラーを達成したり、多岐にわたってコンサートを行うなど、まだまだ人気が衰えることを知らない人気グループである。
ルックスやキャラクターはもちろん、歌やダンスなどで今でもファンを獲得しているが、メンバー同士の仲の良さというのも人気の1つであろう。
人気がなかった不遇の時代、互いに励ましあいながら今の地位についた嵐だからこそ、ファンをほのぼのさせるエピソードは多い。
そのたくさんあるエピソードの中でも5つを選んで紹介していこうと思う。
ツアーでの嵐の仲の良さなど、テレビを見ているだけでは分からない仲の良さを垣間見ることができるかもしれない。
5位:感動と優しさを与えてくれる嵐のエピソード

嵐メンバーの人柄の良さがよく表れている感動エピソードがある。2002年に宮城で行われた嵐のコンサートでのことだ。
そこでは車椅子に乗った高齢の女性ファンがうちわを持ってメンバーを応援していた。
メンバーは彼女を気にかけ、手を振ったりマイクをオフにして彼女に語りかけたりと、とても紳士的な面を見せた。
さらにライブ終了後の舞台から降りるときに、二宮和也が「気をつけて帰ってください」とその女性にマイク越しで呼びかけ、メンバーもそれにならうように手を振ったそうだ。
嵐のファンからしてみるととてもうらやましいことである。
年齢に限らず女性に紳士的な嵐。
そんな嵐だからこそファンは応援したくなるのではないだろうか。
嵐はSMAPと同じようにバラエティ番組でも活躍しているが「SMAPのようにコントもできるジャニーズ」という感じはない。
どちらかというと日本テレビで毎年行われる「24時間テレビ 愛は地球を救う」の番組のイメージが強い。
筆者はジャニーズに詳しくないので分からないが、SMAPは強い個性がぶつかっている感じがし、嵐は優しさできている、と思うのだ。
その時のコンサートでは、嵐は会場でファンに向けて「6人目のメンバーのみなさん」と呼びかけたらしい。
嵐のメンバーはメンバー同士がお互いを大切に思っているだけではなく、ファンのことも自分達の一員と考えているということが分かる素晴らしいエピソードである。
4位:肺気胸を患った相葉雅紀を気遣ったメンバー、そして手術後すぐに退院した相葉雅紀の男気

グループ内でも童顔で笑顔が素敵な相葉雅紀だが、2002年に肺気胸で入院してしまった時があった。
再発しやすい病気らしく相葉雅紀はそれを受け、引退も考えなければいけないかもと思い詰めてしまったそう。
しかしメンバーは忙しかったにも関わらず、相葉雅紀のためちょくちょく見舞いに行ったそう。
繊細で優しい彼のことをきっと心配したに違いない。
また相葉雅紀が出演するはずだった番組のスタッフに他のメンバーが挨拶に行ったりと、仕事の合間をぬって相葉雅紀のために動いていたそうだ。
当時嵐はすでに人気グループで、嵐全員で出演する番組や、個人個人が出演するイベントや番組が数多くあった。
そんな仕事の合間の時間にメンバー1人のために動く他のメンバーの優しさは真似できるものではない。
入院中に1度だけ歌番組に全員で出たときは、相葉雅紀を囲むようにして他のメンバーは嬉しそうに踊っていたらしい。
病気がまだ完治していないため、踊ることはできず歌うことに専念していた彼自身も嬉しそうに歌っていたそうだ。
さらに相葉雅紀は肺気胸で入院、手術し、全治1ヶ月と言われていたにも関わらず5日間で退院したそう。
発症した時にはハワイのイベントが迫っていた。
しかしステージに上がれずファンと一緒に袖にいなければならず、よほど悔しく思ったのだろう。
無理はしないでほしいが、そういう思いが相葉雅紀とメンバーを強くしたのではないだろうか。