3位:郭 泰源

肩とひじ痛に悩まされながら西武ライオンズ在籍年数は何と13年。272試合に登板し、積み上げた勝利数は117勝(68敗)18セーブ。
最高勝率2回(1988年、1994年)、MVP1回…など輝かしいタイトルを獲得している郭泰源(かくたいげん)投手。
決め球は、通称「オリエンタル・エクスプレス」と呼ばれる最速158キロのストレートと切れのいい拘束スライダーとシュートと多彩。
だが、最大の武器は伊東勤捕手が「構えた所に確実に投げてくる投手」と言うほどの抜群の制球力だ。
郭泰源が西武に在籍した1985年~1997年は正に西武ライオンズの黄金時代。
シーズンのみならず、日本シリーズでも活躍を見せた彼の働きなくしては西武の黄金期はなかった。
西武ライオンズ最強の外国人助っ人投手であることに疑いの余地はない。
引退後は中華職棒・誠泰コブラズの監督、台湾五輪代表監督、2013年、14年にはソフトバンクの投手コーチ、2015年シーズンは統一セブンイレブン・ライオンズでコーチを務め、母国台湾と日本の野球界の発展の為に尽力を続けている。