広島東洋カープの助っ人外国人
広島東洋カープの歴代助っ人外国人選手の特徴。それは何と言っても「費用対効果が高い」という事だ。
チーム事情から、外国人助っ人選手を獲得する為に大金をつぎ込めないという事も関係していて、彼らの年俸は決して高くない。ただ半面、他球団が獲得した「大物外国人助っ人」に比べると派手な活躍は見せていない…というのは「近年まで」の話だ。
2015年シーズンに広島東洋カープに在籍している外国人助っ人選手は皆レベルが高く、一軍枠を巡って熾烈な争い繰り広げている。またNYヤンキースから黒田投手が復帰した事もあり、戦力は充実している。
優勝を味わう前に、最近広島東洋カープのファンになったという、いわゆる「カープ女子」の皆様にも是非知って頂きたい!
そういうつもりで作った広島東洋カープの歴代の最強助っ人外国人ランキング、是非ご覧頂きたい。
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5位:リック・ランセロッティ(ランス)

1987年広島カープに在籍したランス選手は、本塁打39本を打って本塁打王に輝いている。だが、打点が89と本塁打数の割にかなり低く、三振の数は114。
打率.218は共に規定打席到達者の内最低となる成績だった。ランス選手をご存じない方でもこの数字を見れば、彼がバットをぶんぶん振り回す典型的な「三振かホームランか」の外国人助っ人選手であったことは想像ができるかと思う。
ただ、当時の広島カープは長年中軸を打った山本浩二選手が前年に引退しており「ホームランを打てる外国人助っ人」を求めていた為、その役割を十分に担ったと言えるだろう。翌年は他球団の徹底マークにあい2年で退団するが、巨人戦に強い所からファンの人気も高い選手でもあった。