プロ野球、読売ジャイアンツの歴代最強助っ人外国人トップ5!

4位:バルビーノ・ガルベス

長い読売ジャイアンツの球団の歴史上で初めて、外国人助っ人選手で開幕投手の栄誉に輝いた男、それが、バルビーノ・ガルベスである。
彼は元々は入団テストを経て1996年に読売ジャイアンツに入団する。こういった経緯から当初はそれほど期待されなかったものの、この年に16勝(6敗)を挙げてチームメイトの斉藤と共に最多勝のタイトルを受賞するなど先発の柱として活躍する。
最大11.5ゲーム差をひっくり返して優勝したいわゆる「メークドラマ」は彼の活躍なしには成立しなかったのだ。
翌年は12勝(12敗)と成績を下げるが、この成績は槙原と並ぶチームの勝ち頭である。
更に1999年には、調整が遅れていた当時のエース・桑田真澄に変わって開幕投手を勤めた。
この様に斉藤・槙原・桑田のいわゆる「先発三本柱」に衰えが目立つ時期、ガルベスは巨人の先発陣を支えた最強の外国人助っ人投手である。
だが、その活躍よりも、印象が強いのは彼の激しい気性が引き起こした様々な乱闘事件であろう。
特に1998年7月31日の阪神タイガース戦で、球審に向けてボールを投げつけた行為はプロ野球史に残る大事件であると言える。

(画像は正にその場面であるが、さてガルベスの隣の選手が誰か、お分かりだろうか?)
この事件により長島茂雄監督が頭を丸めた事は多くのファンの心に残っている。