プロ野球、読売ジャイアンツの歴代最強助っ人外国人トップ5!

3位:スコット・マシソン

読売ジャイアンツの勝利に貢献する彼が最初に注目されたのは、来日1年目の2011年シーズンの春のキャンプの事である。
あろう事か、彼はキャンプ中に味方である加治前竜一選手の頭部に死球を当てるなど制球難を露呈したのだ。
クルーンに変わる守護神候補として獲得したものの、開幕一軍を逃すなど、日本での滑り出しは決して順調とは言えなかった。
ただ、ファームで調整中、フォームを修正されたことにより次第に復調。
2011年シーズンの4月半ばで昇格を果たすと、11試合連続無失点を記録するなど安定感抜群の投球を見せる。
だが、夏場に右ひじの違和感を訴えて突如帰国。
マシソンはMLB時代に二度目も右ひじをトミー・ジョン手術をしている事もあり、このまま退団か…と最悪の事態も予想される中、シーズンの最終局面である10月に日本に帰国。北海道日本ハムとの日本シリーズの第2戦では、9回表2アウト1・3塁という場面で登板。
たった1球でニ岡智宏を打ち取る「1球でセーブ投手」を日本シリーズで初めて達成するなど日本一に大きく貢献する。
こうして来日1年目は波乱万丈のシーズンを送るが、以降は守護神としては不安定だった西村健太郎に代わり抑えを任されたシーズンもあるが、山口鉄也、マシソン、西村健太郎の必勝パターンを構築する。この鉄壁のリリーフ陣は他球団の脅威となっている。
紛れもない読売ジャイアンツ史上、最強の助っ人外国人助っ人セットアッパーである。