2位:ウォーレン・クロマティ

極端なクラウチングスタイルのバッティングフォーム、明るい性格。
首位打者1回、MVP1回、ベストナイン3回などの実績に加えて数々の印象深い活躍を見せたのがクロマティ選手である。
1986年シーズンでは激烈な優勝争いの最中、頭部に死球を受けて退場。
(しかも当時、読売ジャイアンツは4番の原辰則が津田恒美のストレートを打ち、手首を骨折してチームを離脱していた)
チームに暗雲が立ち込める中、クロマティは翌日病院を抜け出して代打満塁ホームランを放つ。
結局このシーズンは優勝を逃すものの、このプレーは30代以上のジャイアンツファンの心に今も残るプレーである。
さて、画像のシーンであるが、今も「珍プレー、好プレー」で取り上げられる有名な場面である。
1987年の6月11日、中日ドラゴンズの宮下昌己投手から死球を受け、クロマティは帽子を取るように求めたが、宮下が応じなかった為、マウンドに歩み寄り、乱闘となった。(宮下投手とは後にバラエティー番組で和解する)
他にも1990年6月2日の広島東洋カープ戦で敬遠の球を打ちサヨナラヒットにしたなど彼の活躍を挙げればきりがない。
クロマティ以後「自前で優良な外国人助っ人野手」が見つけられない。というのが最強ジャイアンツの大きなアキレス腱となっている事は確かであろう。