1位:タフィ・ローズ

ブライアント、ブーマーといったレジェンド外国人助っ人を抑えて1位に挙げさせて頂いたのが、タフィ・ローズ選手だ。
読売ジャイアンツでも2年間活躍を見せたが、やはりタフィ・ローズ選手といえば近鉄、オリックスで活躍した印象が強い。
特に近鉄バッファローズ最後のリーグ優勝となる2001年シーズンには松坂大輔から55目の本塁打を放ち、残すはあと4試合。
シーズン本塁打の新記録達成に注目が集まったが、パリーグの投手が全ての打席で真剣勝負をしたわけではなかった。
(かってバースを敬遠したような読売ジャイアンツの投手の様な露骨な敬遠ではなかったが)
読売ジャイアンツでの2年在籍後、入団テストを経て、2007年にオリックスに復帰。(彼の応援歌のメロディーは近鉄時代と同じものが用いられた)。
すると2007年にはリーグ2位となる42本塁打を放ち、(終盤に怪我のため離脱。トップの山崎武とは1本差)2008年には打点王も獲得している。
彼が残した、464本通算本塁打数は外国人枠打者歴代1位、シーズン本塁打数歴代2位タイ記録(55本)。
本塁打王4回(1999年、2001年、2003年、2004年)打点王3回(1999年、2002年、2008年)MVP1回の記録を残している。
2004年の本塁打王は読売ジャイアンツに在籍時のもの。外国人では史上初のセ・パ両リーグでの本塁打王を獲得した。
リーグを跨いで2年連続本塁打王を獲得したのも史上初のことだ。
近鉄バッファローズ、オリックスバッファローズで活躍したタフィ・ローズ選手は紛れもなく最強の外国人助っ人である。