ジョニーデップの過去作から最新作までおすすめ映画をランキング形式で10個紹介!

7位:不気味でコミカルなヴァンパイアを演じた『ダーク・シャドウ』

『ダーク・シャドウ』は2012年に公開された、ティム・バートン監督によるダークファンタジーコメディである。ジョニーはこの作品で、主人公でヴァンパイアのバーナバス・コリンズ役を演じている。18世紀、ヴァンパイアにされて生き埋めにされていたバーナバスが、20世紀になって蘇り、コリンズ家を復活させていく物語である。

18世紀に裕福な暮らしをしていたバーナバスはプレイボーイとして名を馳せていた。恋人だったアンジェリークは実は魔女で、バーナバスへの失恋がきっかけで、彼をヴァンパイアにして生き埋めにしたのである。ジョニーが演じるコミカルで不気味なヴァンパイアに対し、恋人だったアンジェリーナは美しく強い魔女である。

しかも、アンジェリーナは心からバーナバスを愛していたが、200年経ってもナーバナスに受け入れられることはなかったのだ。コメディ性とシリアス性のバランスもよく作られているが、アンジェリーナの叶わぬ愛の終わりには、切なさもグッとくる。ストーリーのメリハリもあって、私個人として評価している作品だが、シリアス面では不気味さを感じてしまうため、人によって好みが別れるのかもしれない。

6位:ジョニーが禿げ上がる!?『ブラック・スキャンダル』

犯罪をテーマにした『ブラック・スキャンダル』は、2015年に公開されたスコット・クーパー監督によるノンフィクション映画である。ボストンを活動の中心としていた犯罪組織のリーダー、ジェームズ・ジョゼフ・バルジャーは事実上ボストンを牛耳る裏社会のドンと呼ばれていた。2013年に逮捕収監され、2016年現在もまだ服役中である。ジョニーはこの作品で、ジェームズ役を演じているが、ここでは奇抜な役柄を封印している。

ジョニーはジェームズの表と裏の顔を徹底的に再現しようと思い、本人に面会を申し出たが断られている。そこでジェームズの代理人の協力によって、演技を完成させている。ジェームズ本人は、頭が禿げ上がった状態だが、ジョニーもそれを見事表現しており、かつて見たことのない禿げ上がったジョニーが目に焼きつく。ジョニーの悪ぶりも板についており、本人を知らないであろう人達にも、その気迫が伝わってくるのではないだろうか。

5位:主人公のキモサベ!?『ローン・レンジャー』

『ローン・レンジャー』は、2013年に公開されたゴア・ヴァービンスキー監督による西部劇映画である。ジョニーはこの作品で主人公アーミー・ハマーの相棒トント役を演じている。トントは悪霊ハンターだが、インディアンのようだがさらに奇抜な民族のようにも見える。作中にキモサベというセリフが出てくるが、インディアン語では友や仲間といった意味で使われているようだ。

トントはあまり話す人物ではないが、原住民というだけあって動きは活発である。冒頭は取りわけ目立つシーンはないが、ラスト30分はド迫力のアクションシーンが目白押しだ。それだけではなく、ところどころに散りばめられた小ネタや、ジョニーのコミカルな動きが観るものを楽しませてくれる。

DVDレンタル開始当初、気になっていたのですぐに視聴したが、ジョニーの登場シーンのコミカルさに惹かれた。体の動かし方ひとつひとつに関しても、意思を伝える顔つきにしても、ジョニーならではの魅力を最大限引き出している。『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズとはまた違うジョニーに出会えたような気もした。

4位:人工知能になった恐怖の科学者『トランセンデンス』

『トランセンデンス』は、2014年に公開されたウォーリー・フィスター監督によるSFサスペンス映画である。人工知能を開発した科学者が、テロ襲撃により命を落とし自身が人工知能と化してしまう。終始シリアスダークな世界観で展開されたこの作品は、サスペンス好きにはたまらない緊張感や緊迫感が続いていく。

モーガン・フリーマンやポール・ベタニー、ギリアン・マーフィなどさまざまな大物俳優も顔をそろえているが、人によって好みが分かれる作品ではある。ジョニーは人工知能になって暴走する科学者ウィル・キャスター役を演じているが、人工知能になったウィルは人間であったときとは違い、観るものがこわばる様な恐怖感を与えている。

それはホラーのような恐怖感ではなく、背中が凍りつくというのが近いのか、背筋がぞっとするような怖さがある。誰かにずっと監視されている、といった方がわかりやすいかもしれない。もしかしたらジョニーもこんなところがあるのかと、錯覚してしまいそうになる。