実は仮面ライダーの脇役出身の人気俳優ランキングトップ5!

仮面ライダーの出身の俳優

TVドラマの『仮面ライダー』と言えば、1971年より開始された石ノ森章太郎原作・東映制作による特撮ヒーロー番組である。

『昭和仮面ライダーシリーズ』では藤岡弘、を、『平成仮面ライダー』では、福士蒼汰、オダギリジョーなどを輩出し、特に最近では若手人気俳優への登竜門と言われている。

そのため、仮面ライダー出身のイケメン俳優はたくさんいる。

放送時間は30分だが特撮シーンがある為、拘束時間が長い。また、アクションシーンは基本的にスタントマンが演じるが、顔出しが必要なシーンは本人が演じることもあるハードな現場だ。その為、キャスティングされる役者は、時間も体力もある若手俳優が多い。

TVシリーズだけでも25作ある『仮面ライダー』。
出演後、ブレイクすることなく、そのまま引退してしまう俳優も少なくはないが、今回は、仮面ライダーでは脇役だったが、その後に売れた俳優のベスト5を作成した。

5位:風間杜夫

風間杜夫といえば、舞台で共演した宮沢りえにダメ出しをし、泣かせたことでも有名な演技に厳しい俳優である。

そんな風間杜夫も、無名時代には『仮面ライダーV3』で、スーツアクターをしていた。TVドラマではなく、アトラクションショーのスーツアクターである。
スーツアクターを演じていた当時、風間杜夫は、シティボーイズの3人(大竹まこと、きたろう、斉木しげる)と同じ劇団に所属していた。その劇団で、アトラクションショーの仕事を請けており、仮面ライダーV3を風間杜夫が演じ、大竹まことが声をあて、敵役を斉木しげるや、きたろうが担当していた。なんとも豪華な仮面ライダーショーである。

TVドラマ『仮面ライダーV3』の人気は絶大で、特に地方でのアトラクションショーの仕事はギャラが良かったそうだ。当時のアルバイトの時給は200円未満で日給にすると1,000円程度。アトラクションショーは、1日3,000円以上の収入があったとのこと。

演技派俳優の若手時代を支えたのが、 『仮面ライダーV3』だった。