1位:綾野剛

この14年間、ほぼリアルタイムで平成仮面ライダーをみてきた私が、全く予想できないブレイクを見せたのが、綾野剛だ。
綾野剛は『仮面ライダー555』にて、ヒロインの同級生役・澤田亜希を演じている。
劇中では、常にヘッドホンを装着し、口数も少ない不気味な存在で、ヒロインを慕いつつ実は敵である怪物という役柄である。
設定も見た目も、非常においしい役だったが、この作品が俳優デビューだった綾野剛の演技はまずまずといったところ。
その為、連続テレビ小説『カーネーション』に出演し、注目を集めた際に「平成仮面ライダー出身」と紹介されるも、「出てた?」と私の記憶には、残っていなかった。
『仮面ライダー555』は、もう10年以上前の作品であり、デビュー当時の初々しい綾野剛が見られる貴重な作品といえる。