ハリウッド映画子役の衝撃的な変化
ハリウッド映画で子供を主役にしたものがたくさんあるが、日本の子役と同じく成長しても立派な俳優として活躍する人から消えていく人までその進退はさまざまである。
今回はハリウッド映画でかつて活躍した子役たちの中から、“衝撃的な変化”を遂げた人々をランキング形式でご紹介していく。
ランキング順位は筆者の衝撃度合いで決めさせて頂いているが、印象に残っている子役というのは人それぞれだと思うので、ランキング順位に関係なく個人個人で衝撃を受けてもらえればと思う。
トップ画像に使用したのは『ハリー・ポッター』シリーズで現在も注目を浴びているダニエル・ラドクリフ氏である。ハリーポッター出演俳優の総資産でもトップに立つくらい子役時代に成功した。
現在25歳となった彼は立派な俳優に成長したパターンの一人だが、2012年はじめに原因も治療方法も確立されていない「群発頭痛」を発症。自殺者が出るほどの頭痛であることから通称「自殺頭痛」とも呼ばれる病に苦しんでいるとのこと。定期的に映画には出ているので、病を抱えての撮影は大変な苦労があると思われる。
せっかく消えずに活躍を続けているのだから、いち早く改善され本調子で生活を送れるようになることを願うばかりである。
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5位:ダコタ・ファニング

『アイ・アム・サム』で知的障害者の父親と二人で暮らす少女を演じ、『マイ・ボディーガード』や『宇宙戦争』などのヒット映画で子役を務めて大人顔負けの演技力が話題になったダコタ・ファニングがランキング第5位。
現在彼女は20歳で、メジャー映画は少ないものの順調に映画出演を続けて女優人生を歩んでいる。7歳で出演した『アイ・アム・サム』の頃から、ちょっとおませな女の子という域を超える大物女優発言が多数あり、日本で言えば芦田愛菜ちゃんのような感じであった。
10代の頃は少女の可愛さがあったダコタ・ファニングも、最近は大人の女性になり面影もそれほどなくなってしまった。どこにでもいそうな感じといえばいいのだろうか、あのオーラは今はなくなっている。子供の頃に可愛すぎるのも考え物だなという印象。
しかし、これくらいの変化であれば序の口なので5位とさせて頂いた。
4位:バレット・オリバー

映画『ネバー・エンディング・ストーリー』はもうすでに平成生まれの方には分からないだろうか。昭和終わり頃の世代には、夢を見させてくれた一作であることと思う。その中で主役バスチアン役を演じた子役がバレット・オリバーこの人である。
美少年であることに加えて、目が離せない面白いストーリーに皆が夢中になったが、バレット・オリバーは1985年の映画『コクーン』以降はぱたりと映画に出なくなった。
その後どうしていたかというと、写真の勉強をして写真家になっていた。2000年には裏方として映画製作にも携わっていたそうである。写真家としては2007年に新進気鋭の写真家10人に選出され、写真に関する手引書のような本も出版していてそれなりに評価されているようである。
見た目の変化は激しすぎて・・・というより、立派なおひげをたくわえているので顔が見えない。独特な雰囲気でもうなんだかこれはこれでいいね、と思えてくるのが不思議である。
トム・クルーズが熱狂的に信仰していることで知られる新興宗教、サイエントロジーの信者ということでも知られている。