白血病が理由でこの世を去った5人の芸能人

白血病とは

癌の様々な治療法が発見され、不治の病とされていたHIV(エイズ)にも薬物を使った進行遅延療法が確立されるなど、現代医学はここ十数年でかなりの進歩を見せている。

もはや、対策できない病気など、無いかのように思えてしまう。

だが、そんな進んだ医学を以てしても、未だ治療が困難な病気が白血病だ。

造血細胞の異常増殖による脊髄などが白血病細胞に冒され、感染症や臓器の機能不全など、様々な病を併発させる恐ろしい病気である。

この病気はなぜか芸能人が頻繁にかかると言われている。

おそらく、有名人が病気に感染すると、大変強い印象を受けてしまうことから

そのように言われているのだろうが、それでも過去少なくない芸能人がこの病気によって生命を奪われていることは事実だ。

一体、どのような芸能人が、過去この白血病によって

志半ばで倒れていったのだろうか。

白血病は我々にも決して無縁な話ではない。

知っておいても、損はないだろう。

というわけで今回は、白血病によって亡くなった芸能人をランキング形式で5人紹介した。

皆さんの記憶に残る人物も、この中にいるかもしれない。

5位:夏目雅子、白血病により死去!

白血病で命を落とした芸能人と聞いて、

夏目雅子の名前が浮かぶ方は、かなり年配なのではないだろうか。

1976年、テレビドラマ『愛が見えますか』で芸能人デビューした彼女。

当初はそのルックスのみが人気のアイドル的な女優とされていたが、

その後映像作品への度重なる出演を経て、

大河ドラマ『黄金の日々』ではその演技が高く評価された。

続く西遊記において頭を剃り、女性でありながら三蔵法師を熱演したことは

あまりにも有名である。

だがそんな彼女は、27歳というあまりの若さにて、急性白血病に冒されてしまう。

そして、闘病の甲斐なく、その年に逝去。

まさしく、流れ星のような生涯であった。

彼女と同じ境遇の人を救うため、

その意思を継いだ「夏目雅子ひまわり募金」が現在でも活躍を続けている。