6位: BarMax CA –999.99 ドル

カリフォルニア州の司法試験 (California Bar Exam) を通過するには、日本の司法試験同様、もしくはそれ以上に厳しい条件を求められる。
試験にそなえ何時間も準備が必要であり、それ以前に、合格にむけては何年もの勉強が必要だ。
法律学校で何年も勉強していたからと言って、この司法試験の合格を保証するものはどこにもない。
事実2014年のデータでは法律学校の生徒ですらこの司法試験の合格率は半分以下だったそうだ。まさに難関中の難関である。
そんな苦学生にとって、司法試験に合格するツールがあるのであれば、それが藁であろうとすがりたい思いだろう。
しかしここで紹介するのは藁ではない。アプリだ。
ハーバードロースクールの現役法学生が開発したこのアプリ、BarMax CAは50時間を超えるオーディオによるレクチャーを筆頭に、これでもかというくらいの教材が満載に詰まっている。
試験に必要な練習用のエッセイや、他項目から選べるテストの数々、実技テストに加え、その他数々の学習教材が利用可能だ。
しかしその対価としてこのアプリの価格は安くない。
学生のために作られたアプリだとしてもその価格はアップル社の定める上限価格に達してい
購入する学生からしてみれば、その対価を払っても司法試験に合格する価値は高いということであろう。
5位: MobiGage NDI – 999.99 ドル

MobiGage アプリは製品の生産過程における、品質査定や、製造、組み立てパーツの点検などに特化した専門アプリだ。
11万円強の代価を支払い、ユーザーは査定プランを作り、編集し、さらにそれを稼働させることができる。
パーツの点検過程はオートメーション化されており、目視で点検する必要がない。
このアプリを開発したのはTitansan Engineering Inc. というアメリカのソフトウェア開発会社だ。
ユーザーはこのアプリを使用し、プランを保存、E-mail でのレポートの発信、メジャーデバイスへの互換性テストなど、製品の査定に関する特殊なタスクが実行できるようになっている。
このタスクのさらなる機能としては、自動化されたプロセスだろう。
アプリを査定するデバイスのアーム部分や保全管理システム、キャリパーなどの工具、測微計などに直接につなげることで、オートメーション化が可能になる。
さらにユーザーはワイヤレスでデバイスを接続するか、または3G回線での接続の双方に切り替えることもできるそうだ。
4位:Alpha-Trader ‐999.99 ドル

もし投資に関心があり、株式市場で一発大穴をあててやろうという、天性のギャンブラー精神の持ち主であれば、このアプリを購入する価値があるかもしれない。
このアプリは一般投資家だけでなく、それを職業にしているプロの投資家に向けて開発されたものだ。
iTunes上では、” すべてを搭載した投資用トレーディング素材一式 ” と評されているそうだ。
同アプリは、ユーザーのポートフォリオマネージメントツールをシングルプラットフォームで提供。
さらに、リアルタイムの株価情報と、投資案件のパフォーマンスがスプレッドシートで供給されるため、売買にかける時間の節約も可能になるという利点もある。