ギタリストとは
ギタリストは、昔から若者の憧れの存在である。
器用そうな細く伸びた指先が弦の上を華麗に動く姿に、あなたも見とれてしまった経験はないだろうか。
また、その姿に憧れてギターを始めてみたものの、プロが簡単そうに弾いているフレーズが実は物凄く難しいものであることを体感し、挫折してしまった人も少なからずいることだろう。
今回は、そんな憧れのギタリストの中でも、特に日本で人気のあるギタリストトップ5をご紹介する。
5位:Ken

まず、Kenについて紹介しよう。1992年からL’Arc〜en〜Cielのギタリストとして活動していて、ファンからは「kenちゃん」の愛称で親しまれる。気づいている方もいるかもしれないが、L’Arc〜en〜Cielではken、ソロではKenと名義を使い分けている。
タバコを咥えながらギターを弾くセクシーな姿が印象的な彼だが、実はL’Arc〜en〜Cielに加入した当初は非喫煙者であったそうだ。現在愛用しているタバコの銘柄はマールボロ・ライト。場内禁煙のライブ会場では、演出として小道具の偽タバコを咥えているという説もある。
彼への憧れ故に、ライブ会場で喫煙しながらパフォーマンスすることを夢見ているバンドマン諸君は必ず場内喫煙の可否を確かめてからライブに臨んでもらいたい。
4位:hide

次に、紹介したいのがhideだ。伝説のロックバンド、X JAPAN(1982年~1997年、2007年に再結成)のギタリストだった彼は、1998年に33歳という若さで急逝したが、日本のギタリストを語る際に忘れてはならない存在だ。ちなみに、こちらはバンド内名義がHIDE、ソロ名義がhideである。
hideは、バンド内でギタリストであるとともにプロデューサー的存在でもあった。また、祖母が美容師だったことも影響し、彼がバンドメンバーの髪型のセットを担当していた。ヴィジュアル系という言葉を生み出したのも彼だと言われており、美に対するこだわりはかなり強いものだった。
彼の死後、ファンの後追い自殺が発生したこと等からも、彼のカリスマ性が見受けられるだろう。再結成後にX JAPANを知った世代には、hideこそがこのバンドの歴史上で最も重要な人物であるということをぜひ伝えておきたい。