ハーフなのに英語が話せない芸能人
アメリカやヨーロッパといった、いわゆる西洋の地域に行くことが昔ほど困難なことではなくなり、我々の日常生活の中にも、「外国」が奥深く浸透している現代においても、未だ外国人、特に西洋人への憧れは根強い。
その代表的なものが、西洋人と日本人の間に生まれた人々、いわゆる「ハーフ」の扱いだ。日本人らしからぬ青い目に、整った顔立ちを持つ彼らはしばしば憧れの対象とされる。
特に、ハーフの芸能人においてはただそれだけで大きな個性とみなされ、一躍人気者になる。だが、ちょっと待ってほしい。
皆さん、ハーフだというだけで、色々なことができると思っていないだろうか。
ハーフだから、運動神経がいいはず・・・。
ハーフだから、美男美女なはず・・・。
ハーフだから、当然の如く英語が話せるはず・・・。
実はこの「英語が話せる」というのが最大のネックなのである。当然のことだが、英語は生まれつき話せるものではない。数年の言語教育によって、はじめて身に着けることのできるものである。だから、日本での生活が非常に長かったり、そもそも英語を公用語としていない地域の出身であったりすると、例えハーフであっても英語は話せない。というもよりも、英語を話せないハーフが、実は大半だと言われているのだ。
というわけで今回は、ハーフだけど英語が話せない芸能人を、ランキング形式で5人、紹介していきたい。
英語が話せないとは、欠点というより、チャームポイントである。
どうかその点を考慮し、暖かく読んでほしい。
5位:ウェンツ瑛士、英語が話せない!?

ハーフでありながら、英語が話せない残念な芸能人ランキング、まず一番最初に紹介するのは、ウェンツ瑛士だ。
ひょっとすると知らない方もおられるかもしれないが、ウェンツ瑛士はドイツ系アメリカ人の父親と日本人の父親との間に生まれたハーフである。
その日本人離れしたルックスが主に女性層を中心に人気、数多くのファッション雑誌でモデルを務めた後、芸能界デビュー。
大河ドラマ『利家とまつ』や、『ポンキッキ』など、人気番組に多数出演。
人気漫画の実写化『ゲゲゲの鬼太郎』にて主演を務めるなど、その活躍は素晴らしいものがある。
だが彼、実は英語を話すことができないと言われている。
確かに父親はドイツ系アメリカ人なのだが、ウェンツ自体はほとんど日本で暮らしているので、英語に触れあう機会がほとんどなかった。
なので、時折ファンから英語で話すことを求められても、一切返すことができないのだそうだ。