歴代オリンピック世紀の大誤審トップ5!

オリンピックでの誤審

四年に一度のビッグイベントであるオリンピック。参加することに意義があるというが、それは正直建前で、誰もが金メダルを勝ち取ろうと必死になって戦っている。

そして必死に戦うからこそ感動が生まれるのだが、たまに水を差される時がある。それが誤審だ。

時に人は判断を間違うときがある。それは人間だからしょうがないと片付けられてしまうが、これがオリンピックの大舞台だったとしたらどうだろうか。

絶対に「しょうがない」では済まされないはずだ。

そして歴代のオリンピックでは、この誤審が存在する。中には目を疑うような大誤審さえある。

誤審の場合、観客はそれが誤審だと気付いていない場合が多い。がしかし、大誤審ともなると観客もさすがに気付き、場内は大ブーイングになることもあるのだ。

そこで今回は、歴代のオリンピックでおこった目を疑うような大誤審をランキングでご紹介しよう。

特に日本人選手の試合で起こった大誤審について紹介しているので感情移入するはずだ。

ぜひこのランキングを見て、オリンピックの悲劇とも言えるドラマを体感して欲しい。

5位:ロンドンオリンピックの日本体操男子団体

ロンドンオリンピック体操男子団体の決勝、日本は4位に一旦なったが、抗議の結果なんと銀メダルを獲得した。

なぜこのような結果になったのか、この誤審の内容は次のとおり。

日本は中国を追って二位につけていた。そして最終種目のあん馬で逆転を狙っていたのだ。

しかし日本選手にミスが目立ち、エースの内村航平も着地が乱れて予想よりも低い点数が発表された。

そして結果的に日本は二位から四位に順位を下げてオリンピックを終えようとしていたのだが、日本はここで内村の演技について抗議したのだ。

もっと高い点数であると主張した結果、なんとそれが認められ、点数が加点されて最終的に銀メダルを獲得することが出来たのだ。

それにしても、抗議して結果が覆るのは何とも後味の悪いものだ。せっかくの銀メダルも喜びは複雑だっただろう。

4位:ソウルオリンピックのボクシングライトミドル級決勝

ソウルオリンピックのボクシングライトミドル級決勝、アメリカのロイ・ジョーンズ・ジュニアと韓国の朴時憲が戦い、判定の結果、朴時憲が金メダルを獲得した。

なぜこの戦いが誤審と言われるのか、それはロイ・ジョーンズ・ジュニアが朴時憲を圧倒し、二度のダウンを奪っていたからだ。

にも関わらず、判定は2-3という不可解な結果で敗れてしまった。

そして記者会見でロイ・ジョーンズ・ジュニアが放った言葉。

「盗まれた金メダルを返してくれ」

こうしてこの戦いは、盗まれた金メダル事件として語り継がれるようになったのだ。

因みに、その後行われた調査によると、審判員五人の内、三人が韓国側によって買収されていたことが判明したそうだ。