貧乏を乗り越え活躍する芸能人
今回紹介するのは、貧乏だった過去を乗り越えて活躍している芸能人ランキング。近年における小学生がなりたい職業のトップは「公務員」らしい。
深刻な経済格差にあえぐ日本社会、子どもにすらその実感が及んでいるのかと考えていると、なんともやり切れない気分になる。
やはり、子どもはスポーツ選手や芸能人など、夢のある職業を目指してほしい。とはいっても、芸能人の世界というのは熾烈極まりないものだ。
何かのきっかけで昇りあがるまで、人によっては恐ろしく不安定な生活を強いられてしまう。それを耐え抜いても、決して報われるとは限らない、むしろムダに終わることが多い、非常にシビアな世界だ。
元々恵まれない立場にいた人が芸能界を目指すのは、それより更に至難の業だろう。助けてくれる人物も、使える資金も非常に限られてしまうのだから。
だが、そんな貧乏生活を耐え抜いて、見事に華を咲かせた芸能人も、ちゃんといる。
今回はそんな彼らの苦労時代を振り返りつつ、今後の活躍を期待したい。貧乏を乗り越えた芸能人ランキングベスト5、どうぞご覧あれ!
5位:有吉弘行、貧乏を乗り越えた!

貧乏を乗り越えた芸能人と言えば、やはり有吉弘行だろう。
今や有名司会者として大人気の有吉だが、もともと彼は『猿岩石』というお笑いコンビだった。
そのころから売れない芸人として、テレビでも見かけることの少なかった彼らが一躍脚光を浴びたのは、当時の人気番組『進め! 電波少年』
相方の森脇和成とともにユーラシア横断ヒッチハイクに挑んだことで、大ブレイク!一躍お茶の間の人気もになった・・・というのも一時的な話。すぐさまその人気は収束し、以前よりもつらい貧乏生活へと叩き落とされてしまった。
食事は一日一食、それもスーパーで売られている2~300円程度の惣菜だけ。他人を信じられなくなり、すべてが恨めしく思えたという。
思い切って新興宗教の教祖になるか、あるいは生殖器を切って性転換芸人として出直すかなどといったとんでもないことを考えてすらいたそうだ。
そんな彼を救ったのは、先輩芸人である内村光良だったという。自身の番組に積極的に参加させ、とにかく”ウケる”機会を作らせた。それに加え、ローカルのラジオ番組における毒舌キャラが注目され、見事芸能人としてカムバックすることができたのだ。
人間、人生どうなるか、本当にわかったものではない。