9位:雲類鷲

「雲類鷲」と書いて「うるわし」と読むが難しい苗字だ。現在、茨城県ひたちなか市三反田にみられる、珍しい苗字である。
「雲類鷲」の由来は奈良時代の常盤(現在の栃木県)の地名に関係あるらしく、歴史ある苗字だそうである。鷲は勇壮な鳥だから鷲の文字が入っているのはカコイイ!とくに男性はつけてみたい苗字ではないだろうか。
8位:遊馬

「遊馬」と書いて「あすま」とか「ゆうま」と読む。この苗字は日本の中でも埼玉県に多くみられて、埼玉県草加市には遊馬町という地名が残っている。
「遊馬」の語源は狭い湿地ということらしいが、“馬が遊ぶ”という字からは、のびのびと自由に遊ぶ馬のイメージが浮んできてとてもファンタジーでカッコイイ苗字だと思う。
7位:東雲

「東雲」と書いて「しののめ」と読む苗字で、「東雲」の名字を持つ人は特に奈良県に多いようである。苗字の由来は日本各地にある「東雲」という地名ではないかということである。
「東雲」とは、夜明けの東の空にたなびく雲のことだそうだ。想像すると、なんとも綺麗な風景である。珍しい苗字だから、覚えてもらいやすいメリットもあるのではないだろうか。