新年の抱負にしたい名言トップ5!

2位:松下幸之助(実業家、発明家)

『感謝の心が高まれば高まるほど、それに正比例して幸福感が高まっていく。』(『松下幸之助「一日一話」―仕事の知恵・人生の知恵―』より)

和歌山の誇り高き故人である松下幸之助氏を、紀州娘の私としては挙げないわけにはいかない。

松下幸之助はパナソニックを一代で世界的な企業にし、政治家を育成する松下塾やPHP研究所で倫理教育も行っていた。異名は”経済の神様”。

感謝の気持ちよりも不平不満の気持ちを抱いて日々を過ごしている人はよく見かける。電車の中でも、職場でも、愚痴ばかりの人というのはけっこう多いように感じる。

感謝の気持ちは自動的に湧いてくるのを待つよりも、いちいち物事のありがたさに意識的に目を向けることをおすすめしたい。

身の回りに感謝できることは山ほどあるはずである。家があり、便利な家電を持ち、おいしい食事を摂ることができるなどはとてもありがたいことで、もっと言えば地球が、宇宙が一定の状態を保ちながら維持されていることで人間は生きていける。人工的なものひとつひとつは誰かの手によって生み出され、自然達は放っておいても酸素を出してくれている。

意識的に目を向けるだけで、そのうちに自動的に感謝の気持ちが湧いてくるようになる。試しに3日、1週間でもいいので試してみてほしい。意外と自分は幸せ者だと気付き、幸せな一年、いや人生を送れることだろう。