1位:タッチ

【作者】あだち充
【出版社】小学館
【あらすじ】
達也と和也は双子の兄弟。
真面目で野球部のエースの和也と、いつもいい加減な達也。
二人は対照的な性格だった。
幼馴染で隣の家に住んでいる南と微妙な三角関係の状態が続いていたが、ある日、和也が事故で亡くなってしまう。
そして達也は和也の意思を継いで、南を甲子園に連れていくと決意し、野球部に入部する!
【おすすめポイント】
言わずと知れた名作中の名作。
こんなランキングに名前を出すのもおこがましいほどだが、意外と読んでいない人も多いので、1位に選出する!
ストーリー自体は何となく知っているが、読んだことがない、と言う人は今すぐ全巻読んでほしい。
道半ばにして亡くなってしまう人がいるとき、本人はもちろん無念だが、残された人達の時間も止まってしまう。
止まった時間を何とか動かす為に、達也は努力を重ねるのだが、それを「和也の為に・・・・!」等と悲劇的に描いたりしないのがこの作品の特徴。
だけど、ふとした瞬間に、達也や南の痛みに触れるシーンがあり、とっても心が痛くなる・・・
本当に切なくて、秀逸な作品。
歴史に残る名作であるこの作品。
長く評価されている理由を知らないままじゃいられないはず!
是非ご一読を!!