大根役者とは
日常生活は、嫌なことがいっぱいだ。
会社でのミス、人付き合いでのしがらみ、その他イライラエトセトラ。
踏まれ蹴られてすさんだ心を癒すために、娯楽はある。
テレビドラマに映画、舞台にラジオ、さまざまなエンターテイメントで楽しめる時代となった。
ところが、ここに落とし穴があった。
自分のお気に入りの作品に紛れ込む無法者たち。
そう、大根役者だ。
まるで脚本をそのまま読んでいるかのような台詞まわし、「次何すればいいのかわかんなーい」と言いたげな立ち振る舞い、着せられています感満載の衣装。
その癖、それが売り出し中のアイドルやイケメンタレントだったりすると、マスコミはこぞって持ち上げる。
まるで、批判が許されないかのように……。
はっきり言って、これ以上のストレス要因はない。
彼らのような人間が一人いるだけで、作品という架空の世界は音を立てて崩壊してしまう。
黙示録の怪物であり、アンゴルモアの大王だ。
全く、なんとかしてくれ……!
……とムキになって怒ってしまうことすら、よく考えればバカバカしい。
できない人物のためにストレスを溜めてしまうことほど、愚かしいことは他にないのだ。
ここはひとつ、生暖かい目で応援してやろう。
というわけで今回は、演技が下手すぎると評判の芸能人を、ランキング形式で5人紹介してみた。
決して彼らに、青筋を立ててあげないように……。
5位:藤原竜也、大根役者だった!?

下手すぎて思わずテレビを消してしまう大根役者ランキング、一番最初に紹介するのは、まさかのこの人だ。
藤原竜也。
数々の舞台や映画に出演し、人気俳優として有名な彼が何故このランキングに?
と思ったあなた、映画や舞台での彼の演技をよく思い出してほしい。
大声を張り上げ、何やら感情的なことを叫ぶ、あるいは大げさに怒っているっぽいことを呟くといった様しか浮かばないのではないだろうか。
実は彼、業界内でも「大根役者」として有名なのである。
なまじ舞台向きな顔をしていて、女性ファンからの人気が高いために生き残ってはいるものの、ほぼ一辺倒の演技しかできない、応用の利かない役者なのだと言われている。
ある人に言わせれば、彼はその「舞台的」な演技しかできないため、いつまで経っても若者向けの作品にしか出られず、成長の機会を得られていないのだとか……。