性同一性障害を乗り越えて活躍する芸能人トップ5!

性同一性障害を乗り越え活躍する芸能人

近年、ゲイやレズビアンの人たちに対する理解とともに、いわゆる性同一障害の人々への認識も変わりはじめた。

性同一障害というのは自身の生まれついての性に強い不一致感を抱き、もう一方の性別らしい恰好をしたり、性転換を望んだりする心理的症状のことである。

古くは「オカマ」「オナベ」と蔑まれ、頭のおかしい人とすら見られることもあったが、それも大きくよい方向に変わっていった。

それには性同一障害の芸能人が勇気を以てそのありのままをさらけ出し、活躍したことと無関係ではないはずだ。

彼らは自身の悩みを、テレビの向こう側の人々に伝えるため、日夜努力しているのだろう。

というわけで今回は、性同一障害を乗り越えて活躍する芸能人を、ランキング形式で5人紹介していく。

5位:椿姫彩菜、性同一障害を乗り越えて活躍!

性同一障害の芸能人といえば、タレントの椿姫彩菜が有名ではないだろうか。

もともと男性であり、男子校にも通っていた彼女。

幼いころより自分が男性であることに苦しみを感じていたらしく、思春期は激しく悩んでいたようだ。

だが、ホームステイ先におけるフランス人女性のあたたかい一言に勇気づけられ、男性から女性となって生きることを決意。

2006年、22歳にて性転換手術を受け、女性となった。

その風貌は元男性とは思えないほど愛嬌があり、雑誌『小悪魔ageha』のファッションモデルを務めるほど。

だが、彼女の一番の魅力は、性同一障害であったという過去を捨てることなく、むしろ前向きに公表し、同じ悩みで苦しむ人々に勇気を与えていることではないだろうか。

その半生を綴った著書、『わたし、男子校出身です』は評価の高い一冊である。